どうでしょう

おはようございます。

最近ふと疑問?というか個人的に思うところがあります。

ので、さらっと書こうと思います。

尚、この意見は賛否両論分かれる事は承知なのでもしイラっときても気にしないでくださいね。

造園業の主な仕事の一つに、「樹木管理」というものがあります。

個人的に、ここでいう樹木管理は「樹木の命を永くするための管理」や、「施主が満足するようにすること」だと思っています。

あえて見栄えを入れていないのは理由があって、「施主が満足すること」に含んでいます。施主によっては見栄えよりも他に重視することもあるから。

そこでたまーに聞くのですが、「あれは切り方が良くない」「だから花付きが悪い」仕事が雑」って言葉。

果たして正しいのでしょうか。

確かに・・・明らかに・・・ってのはありますが・・・。

そこで自分なりに考えました。

「花をきれいに見せる」=「理想の樹木管理」ではないのかなと。

例えば、花芽をたくさん残して切る→こまめに剪定をしていかないと木はどんどん大きくなる→手間が増える→施主の負担が増える。

上の例で、もし施主の予算が一年に一回ないしは二年に一回しか剪定できない状況だとどうでしょう。

木の成長は止まらないので、いずれ手に負えない大きさになってしまい見栄えも微妙。最終的には伐採なんて結末にもなってしまうのではないでしょうか。

何が言いたいかっていうと、花が咲いて綺麗に見れればそのあとのことはどうでもいいって感じの人が少なからずやいると思ったから。必要とあらば、心を鬼にして切ることも大事。それは樹木の命=樹命の為ですから。

一番良いのは、樹木を用いて、「四季折々の庭の風情をできる限り永く保っていきたい」という思いが、我々造園業者と施主の共通の願い・目的になることだと思います。

 

皆さんも緑は大切に。