冬が過ぎ

おはようございます。
東京では季節の変わり目で、最近からようやく雨が降りだしてきました。
昨年の12月~今年の2月はすごい雨不足で花の管理が大変でした。
晩秋に撒いた種が、越冬して春に開花を迎える花畑。
気温は上がらずとも、水がなくては土が乾燥して植物が絶えてしまう。
かといって水をあげすぎても、朝方に土が凍ってしまって植物が冷害に当たってしまう。
灌水時間の調整が大変です。
生育が遅くなる冬の管理はなかなか難しいものです。
なにしろ、冬の段階でダメになったとわかっても、寒さで手の打ちようがないから。暖かくなってから、移植したり補植したりするしかないため作業が後ろに立て込んじゃいます。
その点、春に撒いて秋に咲く花の管理の方が個人的にはやり易いかなと。気温が上がり、植物の生育も早いので、常に気にかけていればなんとかなるものです。
でも、これらの苦労は管理してる者の中でのもので、咲いた花を見にこられる方には関係ありません。
中には、それが不満に感じる管理者もいますけどね。「今年はどれだけ苦労したことか」って。
ただ、私の考えはそうではなく、毎年多くの人に感動を与えること。笑顔を与えること。それは、自分達のプライドで、当然そうしたいといけないもの。
何故なら、私達はボランティアではなく仕事=管理のプロであるから。
管理の苦労を周りに知ってもらいたいとかは、むしろ白旗をあげているようなもので、その考えが恥ずかしい。
今年も失敗しないです。
自分の名にかけて。